今回は、飛行機に関する雑学をご紹介します。
滑走路は平らではない
飛行機が離着陸時に走行する滑走路は、実は平らではなく、中央部分が両サイドよりも少し盛り上がっています。
理由はシンプルで、雨が降った時に水はけを良くするためです。水が溜まっていたら、タイヤと路面の間に雨水が入り込んでしまい、ブレーキが効かなくなって危ないですからね。自動車と同じですね。
ビジネスクラスはなぜ前方にあるか?
ファーストクラスやビジネスクラスが飛行機の前方に置かれているのは、前方の方がエンジンよりも前側になるので、振動が少なく、エンジン音も静かで快適なためです。
なので、エコノミークラスの中から座席を選ぶ際も、できるだけ前方の席を予約した方が、振動が少なくエンジン音も静かで快適な空の旅になると思います。
座席テーブルは実は地上では水平じゃない
飛行機の各座席に備えられている座席テーブルは、地上にいる時は実は水平ではなく、約3度ほど奥側に傾いています。
これは、飛行機が上空を水平飛行している時でも、機体の前方側が3度ほど上がっている状態で飛行しているためです。
上空を水平飛行している時に、座席テーブルがきちんと水平になるように設計されているわけですね。
二人のパイロットは別の機内食を食べる
操縦士と副操縦士は、同じ機内食を食べません。
これは、パイロット二人共が食中毒などになってしまうことを避けるためです。
ドスンと着陸するのはむしろ高度な技
皆さんも、飛行機が「ドスン!」と衝撃強めで着陸をして、

あ、今日のパイロットは着陸が下手くそだな
などと感じた経験があるかと思います。
でも実はこの「ドスン」という着陸は、滑らかな着陸をして停止するまでの距離が長くなってしまうことを防ぎ、しっかりとブレーキを効かせる高度な技術なんだそうです。
酸素マスクで酸素が供給されるのは15分間だけ
緊急時に酸素マスクが下りてきても、酸素が供給されるのは15分間だけです。これは、15分間あれば、普通に呼吸ができる高度まで機体を下げることが十分できるためです。
ちなみに、お子様と一緒に搭乗されていて酸素マスクをつけなければいけない状況になった場合、まず大人が先に自分のマスクをつけ、次に子供のマスクをつける、というのも覚えておきましょう。数秒気を失う程度は、子供の脳ならほとんどダメージがないので、大丈夫なんだそうです。
最後に
以上、飛行機に関する雑学でした。意外とたくさんありましたね。
どこかで話のネタとして使ってみてください!(^^)